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願隨寺の歴史

寺史

もとは長岡藩領北村にあり、真宗大谷派の寺院であった。享保十八年、新潟移転を藩主に請願、許されて寛保元年、現在地に 三九八〇歩を賜り、新潟願隨寺と称した。その後、明和六年佛光寺派御掛所となった。安永年間に本山の使者稲田求馬という人来り、寺地 一万九千歩の寄附を藩主に請願、同寺境内添地として、永代貸付の許可を得た。その後、同寺は、北陸地方の佛光寺派の一別院として計画 されたらしく、建物の規模は壮大で、整然とした偉容を示していたという。天保年代まで本山差し向けの輪番交代で寺務を行っていたが、 天保四年、河合鳳専住職を許されてより以後は世襲となって、現在に至っている。
安政六年、新潟港開港の際には願隨寺は外国船の迎接所となっていたと言われている。

参照 佛光寺辞典

浄土真宗 佛光寺派 願隨寺

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